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佐倉密の展覧会 [現代美術]

今日は佐倉密による下記の展覧会(ギャラリー16)に行ってきました。

宇宙民藝館のコンパニオンが、照れくさそうに言いました「大好き。トン、カン、チン」
2013年10月29日(火)~11月9日(土)

午後2時から、対談「服が世界を変えた」(佐倉密×松田悟)が予定されていたのと、展示されていた服を、さくらみつ(16)さんが着てみせるとのことだったので、楽しみに出かけたわけです。
佐倉密は、自分でコンセプトを提示して、製作を依頼するというスタンスをとっています。
外詩作家というそうです。
さくらみつ(16)さんは、16歳の高校生モデルとのことで、かわいらしいマドモアゼルでした。
衣服は、紙で作られたものが2種類用意されていて、一つには、般若心経が墨で書き込まれてありました。
もう一つは、カラフルに一見子どもっぽく作られてありましたが、よく見ると梵字がここそこに配されていて、並々ならぬこだわりが感じられた次第です。
さくらみつ(16)さんは、結局、両方着てみせてくれたのですが、展覧会は撮影会と化してしまったかのようでした。
かくいうわたくしめも、ツーショットを何度かお願いしたのですが、そのつどニコヤカに応じてくれたのです。
会場には、拙詩集『空うみのあいだ』にオブジェを載せた作品も出品されていました。
佐倉密いわく、気に入った本にいろんなものを置いてみるのがマイブームだそうです。
本を箱庭のように扱うというのですね。
とにかく、おもろい作家で、刺激と示唆をたっぷりといただいてきたことでした。

佐倉密と私.jpg
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