添田隆昭さんより『大師はいまだおわしますか』 [まぶさび密誌]
添田隆昭さんより新著『大師はいまだおわしますか』(高野山出版社)をいただきました。
弘法大師空海が高野山に生きてとどまっているという信仰を、現代の立場から深く意味づけようとした著作です。
この信仰に、空海が夢に現れるという生々しい経験が一役買っているのではないかという見解を、醍醐天皇などの例を引きながら、述べています。
驚いたのは、拙著『まぶさび記』での夢の話まで触れられていたことです。
添田さんは高野山蓮華定院の住職で、わたくしめが2006年の高野山安居会で講演した折にお会いしております。
京大文学部の宗教学出身ですから、言ってみれば、哲学科の先輩に当たるのですね。
空海についての論考に難渋している我が身に、大きな励ましをいただいたように思います。
弘法大師空海が高野山に生きてとどまっているという信仰を、現代の立場から深く意味づけようとした著作です。
この信仰に、空海が夢に現れるという生々しい経験が一役買っているのではないかという見解を、醍醐天皇などの例を引きながら、述べています。
驚いたのは、拙著『まぶさび記』での夢の話まで触れられていたことです。
添田さんは高野山蓮華定院の住職で、わたくしめが2006年の高野山安居会で講演した折にお会いしております。
京大文学部の宗教学出身ですから、言ってみれば、哲学科の先輩に当たるのですね。
空海についての論考に難渋している我が身に、大きな励ましをいただいたように思います。
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