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オルテガがこんなにたくさん [あいだ哲学]

哲学者オルテガの生没年を確かめようとネット検索したところ、たくさんヒットしたので喜んだのですが、哲学者以外にもたくさんのオルテガがいることに驚いてしまいました。
サッカー選手、ドラクエの登場人物、服飾メーカー、はては日本で逮捕されたフィリピン女性。。。
そういったたくさんのオルテガ群像のなかで哲学者オルテガが小さくなっているように見えるのは、気のせいでしょうか。
なんだか、現代を象徴しているようにも思われます。
それにしても哲学者オルテガは、このところ過小評価されているように思われてなりません。
『大衆の反逆』などは、読み返されるべき名著でありつづけるはずなのに。。。
特に、科学者を大衆の代表としてとらえる見方は、妙に予言的ですね。
ノーベル賞をとったというだけで、なんについても偉そうに発言する科学者。
脳科学者というだけで、万能学者になったつもりの人。
売れる本を書いたというだけで、たいした業績もないのに、あれこれと口をはさむ出しゃばり生物学者。
絵に描いたような「大衆の反逆」の構図ではありませんか。

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