三乗劣氏

世の中には、三乗劣氏としか呼びようのない人たちがいるものです。
三乗劣氏とは、つぎの三つに含まれる劣を具現した人たちです。

知性愚劣
感性劣悪
品性下劣

このような劣の濃縮エキスのような人を三乗劣氏と呼ぶことにしています。
わたくしめの著書に関して、ネット上で自慢げに悪口雑言を垂れ流す人たち、たとえばアマゾンで最低点を付けたりなどする手合いを見るにつけ、三乗劣氏の跋扈をとりわけ痛感する次第です。
傲慢なもの言いに聞こえるかもしれませんが、これまで上梓した拙著は、いずれも世界ではじめてという明快なコンセプトにもとづくものばかりと自認しております。
わたくしめの著作について批判するなら、まずそのコンセプトが世界ではじめてではないよと、明快に例証することから始めてほしいものです。
それができない人は、そもそも口を出すのを控えてくださいませ。
特に新著の『空海と日本思想』についての三乗劣氏のご発言には、あきれてしますますし、どんな本をほめてられるのかを瞥見しますと、なんだかかわいそうな気分になり、どうぞご自由にコンビニの片隅ででも笑い死にしてくださいましというほかありません。
申すまでもなく、三乗劣氏が少しでもいなくなるだけで、世界は上質なものになるのですから。

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