高松市美術館アート・ディレクター

この４月より、高松市美術館アート・ディレクターを兼務することになり、本日、高松市長の大西秀人さんより辞令を受け取ってまいりました。
当初は、館長でとのことだったのですが、京大の兼務規定に抵触するらしく、役職の名前を変えていただいたのです。
市長さんは、現代アートに興味をお持ちのようで、あれこれとお話しすると、おもしろそうに聞いてくださいます。
わたくしめが呼ばれたのも、香川県出身というのが大きかったのでしょうが、小学１年までしかいなかったのに県ゆかりの人物扱いされたこと、うれしいかぎりです。
それくらい、香川で過ごした幼少年時代は楽しい思い出でいっぱいなのです。
高松市美術館は、戦後日本美術については有数のコレクションを誇ります。
分厚いコレクションカタログ数冊をめくっていると、目のくらむ思いがしたほどです。
月４日ほどの勤務になりますが、なつかしい思い出へのお返しのつもりで、おつとめしていこうと、われながら殊勝にも考えている次第です。