１年を振り返って

いよいよ今年も、あと１日を残すばかり。
ありふれた感想ですが、あっという間の１年でしたね。
いちばんの出来事といえば、美学会会長の３年の任期をなんとか無事終えられたことでしょうか。
それから、東北大と東大とで集中講義を２つもこなしたのは、はじめての経験で、そういう意味では、よく働いたね、と自分をほめてあげたい気分かな。
出版関係では、はじめて講義調で書き下ろした『差異の王国 ― 美学講義』を出せたことも、自分的には特筆すべきこと。
昨年末に出した『空海と日本思想』が今年初めに重版して、そして春にはこの本が出せて、さあ今年はバンバンいくか、と期しながらも、いつの間にやら失速して、結局１冊だけの刊行に終わったところも、それはそれで自分らしい（というしかないか）。
ただ、この１２月は絶不調でした。
こんなに長引いた風邪は、はじめてだったよー。
そんな時期に論文２篇の締切があったもんだから、朦朧体（？）で書きあげはしたけど、ゲラ刷りを見るのがコワーいです。
よりによってそんな時期に、新しい仕事の打診もありました。
どうなるやらわかりませんが、来年は、なにやら忙しくなりそうな予感です。
書き出すと切りがないので、この辺で、ペンじゃなく指を措きますね。
それではみなさま、チャオ！　よいお年を。