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遠州まぶさび展・その1 [現代美術]

先週の金曜日、遠州まぶさび展の最初の顔合わせと打ち合わせの会をもちました。
わたくしめの研究室が狭く感じられるほど、集まってもらえて、感謝・感激でした。
はっきりとした分担とはいかないまでも、おおよその分担めいたものは見えてきたように思います。
制作のアイデアも2、3、いただきました。
次回の会合日時を決めたわけではありませんが、毎週金曜日、pm3:30以降は研究室(吉田南総合館479)にいますので、思いついたことなど何かあったら、来てもらうことにしています。
新たな参加者、協力者も歓迎ですので、気持ちが動くようなら、気軽に顔を見せてください。


タグ:京都大学
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ギャラリー16にぼくの絵も [現代美術]

ギャラリー16で開催中の「かぐやのために」展(佐倉密と古川きくみ)に、ぼくの絵も一点、出ています。
名古屋でも展示されたものですが、今回は京都でということで。
詳しい経緯は会場で、お確かめください。
会期は4月4日まで(月休)です。
www.art16.net/

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『大航海』に拙論 [現代美術]

『大航海』第70号が届いていた。
[現代芸術]徹底批判特集。
拙論「〈おもろい〉求めて三千年」も掲載されている。
変なタイトルかな。
でも大まじめ。
もちろん中身も、ね。

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国立国際美術館での鼎談のお知らせ [現代美術]

国立国際美術館で開催中の展覧会「新国誠一の《具体詩》詩と美術のあいだに」の関連企画に出演します。

鼎談「新国誠一の視覚詩」
講師:篠原資明(京都大学大学院教授、詩人)×城戸朱理(詩人)× 建畠晢(当館館長)
1月24日(土) 午後2時から/B1階 講堂にて
※午後1時45分に開場(先着130名・無料)

http://www.nmao.go.jp/japanese/niikuni/event/index.html

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石川九楊源氏物語五十五帖展 [現代美術]

昨日、石川九楊源氏物語五十五帖展(京都文化博物館)に行ってきました。
五十五帖すべてが、まとまったかたちで展示されるのは、ぼくの知るかぎり、今回がはじめてではないでしょうか。
やはり、とても奥行きのある、すばらしい世界でした。
会場では、九楊さん本人が読売新聞のインタビューを受けているのに出くわしました。
ほんとうに久しぶりで、忙しいはずなのに、元気そうな様子。
もっとゆっくり話できればよかったのですが、会議の時間が迫ってきて残念でした。
でも、サイン入りのカタログをいただき、うれしいかぎりです。
とてもすてきなサインで、宝物になりそうです。

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内藤礼は最高 [現代美術]

2日かけて、横浜トリエンナーレと東京の美術館めぐりをしてきました。
久しぶりにあちこちしたので、足が棒のようになってしまい、ぐったりです。
東京都現代美術館のパラレル・ワールド展と横浜トリエンナーレの両方に出品していた内藤礼さんが、特に印象に残りました。
礼さんは、過激なまでに稀薄といったらよいのでしょうか、細かいところに気づかないと、見すごしてしまいかねない作品で知られています。そもそも、なかには、存在に気づくことさえ至難なものも、あるほどなのです。これ見よがしに目だつことばかり、求めがちな現代美術の世界にあって、さわやかな気持ちにさせてくれる数少ない作家でもあります。
どこがよいのかは、いいません。
自分で見つけてください。
気づかないほど鈍感な人は、そうですね、芸術の世界から永久撤退をおすすめします!
礼さんとは、以前、同じ展覧会に参加するという名誉(!)に浴したことがあります。セゾン現代美術館でのサンクチュアリ展。1994年のことでした。詩人と美術家が参加するという、贅沢な展覧会で、ぼくもマイナーながら、一詩人として参加することができたのです。
そのおり、ひとりポツネンと物思いにふけっていた礼さんの姿は、いまでも鮮やかに残っています。
そんな礼さんと、横浜トリエンナーレのヴェルニサージュで再会できるかと思ったのですが、あんな雑然としたところには、くるわけないですよね。残念ながら。。。

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下村良之介展と少女マンガパワー展 [現代美術]

先日、下村良之介展と少女マンガパワー展にいってきた。
京都国立近代美術館の下村良之介展は、気が進まなかったが、とてもよかった。特に、とりと月を組み合わせた絵などは絶品といってよい。
生前、この日本画家については、面識はあったものの、よい印象はなかった。有名な話だが、批評家嫌いで通っていたのである。ぼくも、紹介されたとき、わたしは批評家はどうも…、といわれてしまったものだ。
でも、確かに作品は別ですね。逆にいうと、いくら好人物でも、作品がつまらなければ同じこと。
京都国際マンガミュージアムの少女マンガパワー展は、ぼくの年来のテーマである「目の中の星」探しが目的だったが、特にこれという収穫もなかった。北米各地を巡回してきたというから、期待していたけれども。。。
おかげで、夜の待ち合わせまで、時間が余ってしまい、困ったことでした。

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西山美なコ展 [現代美術]

先週は、けっこうアートしました。
いろいろとよいものに出会えましたが、特に西山美なコ展は、よろしおした。
ピンクを主調とした色が、壁などの白に反映しつつ、見方しだいで微妙に移ろうのです。
西山とは、彼女が京都市立芸大生のころからの知り合いで、20年以上前の京都での初個展も見てはいたのですが、しっかりとフォローしていたわけではありません。
少女マンガをモチーフにした作品など、そのつど、印象に残る仕事をしながら、しばらく前から、今回のような試みを展開するようになりました。個展のタイトルに「いろいき」とありますが、まさに言いえて妙。ぼくなりの言い方をすれば、「色の匂える」といったところでしょうか。
そういえば、彼女の作品は、当初から基本的にピンクの印象が強いような。
いずれにせよ、これからも目の離せない作家でありつづけるでしょう。

西山美なコ ~いろいき~
2008/5/10(土)~6/14(土)
日月休廊 11am - 7pm  
児玉画廊 東京
〒108-0072 東京都港区白金3-1-15
URL: www.KodamaGallery.com

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佐倉密展パンフ届く [現代美術]

先日、佐倉密展のパンフレットが届いていた。
佐倉密の用意した《空の色―誰の空?》に絵を描くよう頼まれていた例の展覧会だ。
パンフにその絵《空の色―篠原資明の空》も出ていた。ほか頼まれていた数名の人の絵も掲載されていたが、ぼくのは色鉛筆の線画だけなので、色を塗り込んだ人に比べれば写りがはっきりしない。小さい写真だから無理もないということで、現場で見てもらうほかないだろう。大きなマブサビット・ナマズが空に浮かんでますからね。

中京大学アートギャラリーC・スクエア第83回 佐倉密展「常若アンビルド」
会 期 2008年4月14日(月)-5月17日(土)
休 館 日曜、4月29日(火)-5月5日(月)
開館時間 午前9時-午後5時 入場無料
中京大学名古屋キャンパス センタービル1F
〒466-8666 名古屋市昭和区八事本町101-2 TEL(052)835-7111





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宮永愛子展 [現代美術]

イギリスから帰国してまもない宮永愛子が、はやくも展覧会にお目見えした。
ひとつは、2日間限定のサイトスペシフィック展覧会「景色のはじまり」
http://www.aiko-m.com/personal-site.html
もうひとつは、京都アートセンターで開催中の展覧会「漕法」。
http://www.kac.or.jp/exhibition/kobo2008_north.html

「景色のはじまり」の会場は、伏見稲荷の自宅工房跡。予約制だったので、昨日行ってきた。プロセス途中の古い器を使ったサウンドインスタレーションと聞いていたが、予想どおり、貫入の響きを聴かせるというもの。ぼくには、10回、聞こえた。彼女の展覧会でこの音に居あわせるのは、二度目になるが、いつ聴いても、静かながらきれいに響く。
イギリスでの滞在先エジンバラで着想したという「漕法」は、海水900リットルから育てた塩を纏った魚網の作品で、部屋いっぱいを使ったインスタレーションだ。結晶してまつわりついた塩が、網のここかしこで、かすかながらも、きらきらときらめいていた。
この作品に使われた海水は、帰国早々、魚網を学びに行った五島列島のものを中心に、彼女がすごした海外のものなども含まれているという。ヨーロッパで知りあった友人のつてで、88歳の魚網職人のところにまで行ったと
は、その行動力には恐れいる。
「漕法」展のトーク・ショーとパーティも昨日だったので、あわせて行ってきた。パーティでは、乾杯の音頭までとらされてドギマギもしたが、小池一子さん、建畠晢さんをはじめ、いろんな人に久しぶりに会えたので、雪なかを出かけて、ほんとうによかったと思う。そしてなによりも、ひさしぶりに再会できた愛子さんは、名前のとおり、あいかわらずかわいらしいままでした。。。
なお、宮永愛子については、篠原資明「まぶさび系感覚論」(『夢みる身体』〈身体をめぐるレッスン〉1、岩波書店、2006年)で、ある程度は触れておいたが、塩を使った活動も加わったいま、さらに書きくわえる必要がありそうだ。


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