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マリー・アントワネットの滝 [まぶさび詩]

ベルサイユ、バラつたい、宝塚   (マリー・アントワネットの滝)

今日、10月16日は、マリー・アントワネットの命日だとか。
なんで? と言わないでくださいね。
それはね、いまベルばらに夢中だからですよ。

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松澤宥の滝 [まぶさび詩]

マンダラに、消滅の、ひびきたつ   (松澤宥の滝)

今日、10月15日は、アーティスト、松澤宥の命日だとか。
「2222年2月2日、人類消滅」などという、消滅を告知するパフォーマンスで知られています。
拙編著『現代芸術の交通論』(丸善)では、メタ消滅のアーティストとして扱っています。
主として、金剛界マンダラの形式を活用していました。
消滅とマンダラの組み合わせが、ユニークですね。

タグ:メタ消滅
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松花堂昭乗の滝 [まぶさび詩]

滝のもと、弁当に、名のしずく   (松花堂昭乗の滝)

今日、10月14日は、松花堂昭乗の命日だとか。
松花堂昭乗といえば、石清水八幡宮の真言僧であるとともに、書・画・茶の分野で活躍した人として知られています。
ただ、一般には松花堂弁当の名とともに知られているといったほうがよいかもしれません。
昭乗が農家の種入れにヒントを得て作った絵具箱や煙草盆があったそうですが、そこに想を得て作られたのが、松花堂弁当だそうです。
種入れ、絵具箱、弁当という流れは、何ともいえず風雅ですね。
昭乗は、石清水八幡宮では一時期を滝本坊に住したとされています。
ひょっとして、滝の近く?
想像が広がります。

タグ:松花堂弁当
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マルブランシュの滝 [まぶさび詩]

哲学も、うつくしい、おいしさに   (マルブランシュの滝)

今日、10月13日は、フランスの哲学者、マルブランシュの命日だとか。
マルブランシュといえば、デカルト以後を代表する大哲学者なのですが、わたくしめにとっては、京都北山のケーキ屋さんマールブランシュに直結します。
1980年代にこのケーキ屋さんを訪れたときは、驚いたものです。
ほんとうに哲学者マルブランシュにちなんだ名だと知ったからです。
そんなケーキ屋さんってある?
ともあれ、いまではパリのデパートでも販売されるほどのお店になりました。
わからないものですね。

タグ:哲学 ケーキ
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芭蕉の滝 [まぶさび詩]

死してのち、旅やまず、夢しぶく   (芭蕉の滝)

今日、10月12日は、芭蕉の命日だとか。
芭蕉の死後も、芭蕉的な旅に駆りたてられる人の多いこと、多いこと。
何が芭蕉的な旅なのかは、人それぞれでしょうが。
ことさらに挙げるのも野暮かもしれませんが、いちおう芭蕉句を下に掲げておきます。

旅に病んで夢は枯野をかけ廻る

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種田山頭火の滝 [まぶさび詩]

もりもりと、雲あがり、ほっと月   (種田山頭火の滝)

今日、10月11日は、自由律の俳人、種田山頭火の命日だとか。
山頭火といえば、尾崎放哉と並び称せられる自由律の俳人ですね。
というか、20世紀の俳人といえば、どうしても、この二人が浮かんでしまいます。
上掲まぶさび詩は、山頭火の下記二句を踏まえて作りました。

ほつと月がある 東京に来てゐる
もりもりもりあがる雲へ歩む

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朱鷺キンの滝 [まぶさび詩]

キン去りて、ニッポンも、飛びたちぬ   (朱鷺キンの滝)

今日、10月10日は、日本産の朱鷺、キンの命日だとか。
キンは、最後の日本産の朱鷺でしたから、キンとともに、日本産の朱鷺は存在しなくなったのです。
2003年のことでした。
朱鷺の学名は、ニッポニア・ニッポンといいます。
日本が死んでしまったかのように思われるのは、そのためかもしれませんね。

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ケプラーの超新星にしぶく滝 [まぶさび詩]

残骸も、時をこえ、超新星   (ケプラーの超新星にしぶく滝)

今日、10月9日は、1604年にケプラーの超新星が観測された日だとか。
銀河系内で観測された超新星としては、これが最後になるそうですが、その残骸は、現在でも研究されているそうです。
ケプラーの超新星といわれるのは、ケプラーがそれを研究したことによるらしく、発見したわけではないとのこと。
ですから、正式には、この超新星はSN1604と呼ぶそうです。
でも、なにか味気ない。。。

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ジャック・デリダの滝 [まぶさび詩]

痕跡は、われに憑き、ことばにも   (ジャック・デリダの滝)

今日、10月8日は、フランスの哲学者、ジャック・デリダの命日だとか。
デリダといえば、なんといってもその痕跡の理論でしょ。
言語論から存在論にいたるまで、その痕跡論によって脱構築してみせたのでしたね。
一時期、ずいぶん引きつけられたものですが、いまはかつてほど熱っぽく読めなくなってしまいました。
それでも、彼のマラルメ読解は、わたくしめにとっても、ひとつの金字塔であり続けています。
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エドガー・アラン・ポーの滝 [まぶさび詩]

江戸川に、あらんポーと、ミステリー   (エドガー・アラン・ポーの滝)

今日、10月7日は、エドガー・アラン・ポーの命日だとか。
ミステリー小説の元祖とされている人ですね。
フランス象徴詩の元祖とも目されるとは、考えてみれば、すごい人なのですが、どうやらひどいアル中だったようで、妙に親近感がもてるのは、ひょっとしてそのためかもしれません。
わが国ミステリーの元祖、江戸川乱歩の名前は、エドガー・アラン・ポーをもじったものとは、それを知ったときには笑いころげたものです。
それにしても、『モルグ街の殺人事件』など、ぞくっとするような解決の意外性という点で、この元祖ミステリーを超える作家は、なかなか出てこないと思われるのですが、いかが?

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